まず、なぜここまで打線が弱いのか?
色々と羅列していこう......。
1 そもそも、体力のないベテラン(福留 糸井 鳥谷)に頼りすぎ。
こんなおっさん3人もスタメンに置くと夏場持たないのは明白。
2 若手は育ってるのか?
中途半端に育ってる(原口 中谷)。阪神に必要不可欠なのは長距離砲の育成。
ただ球場に問題が有り恐らく長距離砲を育成するのは不可能。
※球場については以下説明
3 外人助っ人獲得の下手さと助っ人野手の起用法。
以前のタイガースは、駄目助っ人とゆあれてもほぼスタメンで起用していた。
例 1999年 マーク・ジョンソン一塁 外野手)
125試合出場 253 20本 66点 OPS823(Cランク)
左バッターで甲子園本拠地で20本打てる外人なんてそういない。
ランクもCランクで悪くないが1年で解雇。
「一時期バースの再来や!ええの取ったわ」とかゆあれてたけどバース54本には程遠く駄目助っ人の烙印を押される......。
ちなみに、翌年2000年のタラスコ外野手は打率239 19本打ってる。
4 球場の作りと場所に問題有り
そもそも数字上の広さだけならそう広くは感じない甲子園球場。
センターバックネットまで118mで両翼95mと広くはない。
ただし、中間距離(左中間右中間)がやたらと広い。
長距離砲の飛距離は、中間が一番延びるがこの球場の中間距離では外野フライとなる。
そして何よりライト側から浜風(強い向かい風)が吹くので左打者の打球は概ね外野フライとなる。
よって、長距離砲のフレコミで入団しても強いライナーが打てる中距離ヒッターやアベレージヒッターを育てようとする傾向が強くなる。
甲子園と一般的な球場の比較
黒線が甲子園で青線が一般的球場の作り。
赤いゾーンが甲子園では外野フライ。一般的球場ではホームラン。
赤いゾーンは、東京ドームが完成する前までラッキーゾーンと呼ばれる柵が有りそこに入るとホームランだった。
※柵が撤去された経緯は、東京ドーム完成で「ビッグドームや!甲子園なんて狭かったんや!撤去...撤去や!」と猿の一声で撤去された。
撤去されて以降、生え抜きで30本超えたのは居ない。
惜しかったのは、2005年優勝イヤーの今岡29本(右打者)。
続いて2006年濱中20本(右)、2009年鳥谷20本(左)。
※鳥谷は、左打者でも逆方向に強い打球が打てるので20本に到達
総括:長距離砲を育成したいなら、左中間にホームラン席を増築すればいい。
そうすることで、収容人数も増えるしホームランが出やすいと客入りも増えるだろう。
悪いことなんて何もない。